研究課題/領域番号 |
17K12869
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
妹尾 武治 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (40546181)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ベクション / 心理学 / デザイン学 / アート / 基礎実験 / 知覚 / VR / デザイン / 心理実験 / バーチャルリアリティ / 実験系心理学 |
研究成果の概要 |
専門書を2編、一般書を1編執筆し、刊行した。査読あり国際学術誌論文を7編刊行した。査読あり、国内学術誌には、7編の論文を刊行した。一貫して、ベクションをデザインとして見たときに、どういった活用の方法があり、現場の作家はどのように考えているのか?を言語化するという目的を持って、これらを刊行した。同時に、ベクションを効果的に用いるための人間の基礎特性を明らかにする目的で基礎心理実験も充実させた。国際学会での発表は20件を超えている。国内外に広く我々の取り組みを宣伝することが出来た。国内の招待講演は2件であった。国内学会での発表も20件以上行い、発表賞を3件取得している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ベクションを広く世間一般に知識として広めるために、まずアート、デザインとしてのその価値がどこにあるのか?これについて明らかにしたかった。そのため、作家の方達にどういった可能性があるのかのインタビューを行い、それを日本語論文および英語論文の形にまとめあげた。今後、この論文をベースにして、広く一般の方達に対してベクションをおもしろアート、デザインとして訴求させて行くための方法論への示唆が多くの研究者や現場の作家に与えられると信じている。並行して、多数の心理学の基礎実験によって、効果的なベクション駆動についても明らかに出来た。今後、ベクションというものの包括的な理解がさらに進むことを期待する。
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