研究課題/領域番号 |
17K12899
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
鶴田 剛司 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (90728411)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 牛乳 / 細胞外小胞 / 大腸がん / 大腸がん細胞 / がん細胞 |
研究成果の概要 |
過去の疫学調査から牛乳には大腸がんの発症を予防する可能性が示されている。本研究では、牛乳中に含まれる細胞外小胞(EVs)が大腸がん細胞株の増殖活性や腫瘍形成に及ぼす影響を検証した。その結果、EVsは大腸がん細胞株の細胞周期の進行を阻害することで増殖活性を抑制することが示唆された。また、大腸がんモデルマウスにEVsを3か月間投与した結果、非投与群と比較して投与群で腫瘍数が減少する傾向を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、牛乳による大腸がんの発症予防効果に科学的根拠をともなわせるために牛乳中のEVsに着目し、研究を進めてきた。培養細胞や実験動物を用いた検証結果から、牛乳EVsが大腸がんの発症予防効果の一端を担っている可能性が示された。本研究結果は消費者の生活に広く浸透している食品である牛乳に対して大腸がん予防という新たな可能性を提示するものである。
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