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男性骨粗鬆症への性ホルモンの関与と、食品成分による制御可能性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K12914
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 食生活学
研究機関東京大学 (2019-2022)
帝塚山大学 (2017-2018)

研究代表者

尾関 温子 (中西 温子)  東京大学, アイソトープ総合センター, 特任助教 (30780598)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードLOH骨量減少 / 破骨細胞 / 炎症性サイトカイン / LOH性骨粗鬆症 / TNFa / 食品成分 / 骨代謝 / ORX / RANKL / 男性ホルモン / LOH症候群 / 骨吸収 / モデル動物 / 男性更年期 / 骨粗鬆症 / 破骨細胞形成 / 栄養学 / 老化 / LOH症候群 / 性ホルモン
研究成果の概要

男性更年期における骨粗鬆症(LOH性骨粗鬆症)の発症機序を明らかにすること、食品成分や薬剤による予防・治療のターゲットを探ることを目的として研究を行った。LOH性骨粗鬆症モデルである精巣摘出(ORX)ラットの骨量は約4か月の飼育後、偽手術(sham)ラットに比較して減少した。血中および骨中の骨形成マーカー・骨吸収マーカーを測定したところ、骨形成マーカーに有意な変化はない一方、骨吸収マーカーの有意な上昇が見られた。また、ORX群では血中の炎症性サイトカインが有意に高値を示しており、ORXにおける炎症性サイトカインの上昇により骨吸収が促進され骨量減少が引き起こされる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では男性更年期を精巣摘出により再現し、血中の炎症性因子が増加することで骨吸収が促進され、骨量減少につながる可能性を示した。また、一部の食品成分に炎症性因子による骨吸収を抑制する作用がある可能性を示した。男性更年期は女性に比べて関心が低いが、精神的な変化だけでなく骨代謝にも影響が出ることを示すエビデンスの一つになると考えられる。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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