研究課題/領域番号 |
17K12921
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
今井 絵理 滋賀県立大学, 人間文化学部, 准教授 (00715948)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フレイル / トレンド / 栄養調査 / スコア / 県民栄養調査 / 健康行動スコア / 健康寿命 / 健康行動 / SMR / 寿命 / 虚弱 / 生活習慣要因 / 食事 / 標準化死亡比 / フレイルティ / 貧血 / 高齢者 / 食事パターン / 国民健康栄養調査 / 低栄養 |
研究成果の概要 |
これまでにフレイル低下要因については種々の報告があるが,食事に焦点を当てた報告は少なく,食文化や疾病構造が日本とは異なる欧米諸国が中心であった。本研究ではフレイル予防に有効な食事を明らかにすることを目的とした研究を行った。その結果,動物性食品や動物性食品を中心とした食事パターンが貧血リスク低下と関連することを明らかにした。さらに,複数の生活習慣要因を組み合わせるほど死亡率が低いことや主観的健康感が高い者が増加する関連を明らかにした。これらの知見は,より早期の段階での動物性たんぱく質を中心とした食事と複数の生活習慣要因の組み合わせがフレイル予防に寄与する可能性を示している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究より動物性たんぱく質を中心とした食事や複数の生活習慣要因の組み合わせがフレイル予防や死亡率低下に有効である可能性が示唆された。本研究の成果が,食事,特に動物性たんぱく質を中心とした食習慣の包括的なアプローチの提案を通じて,日本さらには他の先進国におけるさらなる寿命延伸に貢献できることを強く期待する。
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