研究課題/領域番号 |
17K12924
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 愛知淑徳大学 |
研究代表者 |
鈴木 友貴 (小久保友貴) 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 准教授 (10610066)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 女性運動選手 / 鉄欠乏 / たんぱく質 / 鉄 / 低栄養 / 貧血 / 女性アスリート / 栄養 |
研究成果の概要 |
女性陸上長距離選手を対象に貧血状態(体内鉄状態)と食事由来の鉄とたんぱく質摂取量との関係を検討した。鉄欠乏性貧血および鉄不足状態者を合わせた割合は、試合3か月前で最も高かった。対象者の約9割が鉄摂取量は日本人の食事摂取基準の推奨量を下回る摂取量であることが明らかとなった。また、体内鉄状態とたんぱく質摂取量との間に有意な関連が認められた。鉄の摂取量が少ない女性陸上長距離選手の体内鉄状態には、たんぱく質摂取量が影響する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では横断研究および追跡研究にて体格管理が求められる女性陸上長距離選手の体内鉄状態と栄養素等摂取量の関係を検討した。これらの成果は対象者の食生活や食事摂取状況へ介入せず調査と測定を実施した成果であるため、体格管理が求められる女性運動選手らの現実的かつ実現可能性の高い食事予防策の一つとなり得る可能性がある。
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