研究課題/領域番号 |
17K12936
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 京都文教大学 |
研究代表者 |
大前 暁政 京都文教大学, 臨床心理学部, 准教授 (90709528)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 理科教育 / 探究学習 / 小学校理科 / 探究学習プログラム / 理科探究能力 / 主体的 / 協働的 / 探究の過程 / 授業展開 / 授業方法 / 小学校理科授業 / 探究能力 / 理科探究学習 |
研究成果の概要 |
小学校の理科授業において,科学的な探究能力育成を意図した「習得・活用・探究」をつなぐ主体的・協働的な探究学習の条件解明を行い,探究学習プログラムを開発することができた。探究学習プログラムは,理科授業の経験が浅い教師でも追試ができるように,探究の過程を整理して示し,さらに指導上の留意点も示すことができた。小学校において「習得・活用・探究」の学習プロセスを連動させた,主体的・協働的な探究学習のプラグラムを開発できたことは,小学校における質の高い理科学習の保障と,科学的な探究能力の向上,中学校以降の理科探究学習への連結と推進に寄与するものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって,小学校段階における「主体的・協働的な探究学習プログラム」が,追試可能な形で開発されたため,小学校の各単元における様々な理科授業に応用できることが期待される。小学校教員の理科授業への負担や困難さを軽減するのみならず,教師の力量や経験にかかわらず,小学生に質の高い探究学習を保障することが可能である。 理科離れが深刻化し,理数教育の重要性が増す中で,小学校段階における探究学習プログラムを開発することは,社会的に大きな意味をもつ。また,小学校段階における主体的・協働的な探究学習は,先行実践も少ないことから,先進的な研究であり,科学教育の進展に大きく貢献することが期待される。
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