研究課題/領域番号 |
17K12949
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
遠海 友紀 東北学院大学, ラーニング・コモンズ, 特任助教 (20710312)
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研究協力者 |
嶋田 みのり
帖佐 和加子
稲垣 忠
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ラーニング・コモンズ / 学生スタッフ / 正課外教育 / 自己調整 / 自己調整学習 / 教育工学 / 学習環境 |
研究成果の概要 |
本研究では、ラーニング・コモンズ(以下、LC)の学生スタッフに必要な力の検討と、自己調整学習の力の習得を目指した正課外活動を行う際の方法の検討を目的とした。その結果、調査対象のLCの学生スタッフの活動には、①LCについての知識、②聞く力、③対応力、④伝える・説明する力、⑤リーダーシップ、⑥企画・提案力、⑦気づく力、⑧ICTに関する知識など、知識・技能、資質・能力に関することに加えて、意識・態度も重要なことがわかった。また、目標を設定し、他者と振り返る機会を定期的に取り入れることで、活動への達成感に気が付いたり、自身の課題に気が付いて改善に向けた取り組みの検討につながった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の研究成果の学術的意義や社会的意義として、次の2点が考えられる。ラーニング・コモンズ(以下、LC)で活動する学生スタッフに求められる能力やその育成の手立てを明らかにすることは、他大学のLCでの学生スタッフの運用にも活用することが可能であると考える。また、大学教育の目的として、学生の学習態度を自律的なものに転換させることは、大学生活だけでなく卒業してからも重要な力である。LCでの学生スタッフの活動の中で、どのように学生の自律的な学習態度を促す取り組みができるのかについて検討することは、他の正課外活動においても有用な知見となると考える。
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