研究課題/領域番号 |
17K13021
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 大阪工業大学 (2018) 東海大学 (2017) |
研究代表者 |
横山 奨 大阪工業大学, 工学部, 講師 (30760425)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ゲル上培養 / 細胞パターニング / 力学的薬効評価 / Traction force / TFM / インクジェット / 反応性イオンエッチング / RIE / Wrinkle / Pharmacometrics / Drug efficacy |
研究成果の概要 |
細胞培養基板の硬さが、細胞の活動に大きな影響を与えることは広く知られている。そこで近年、新たな細胞培養技術として接着性細胞のゲル上培養が広く実施されている。しかし、既存のゲル上培養はゲルの形状や厚さを正確に制御しておらず、再現性にも疑問が残る。細胞形状によっても細胞内の構造やタンパク質局在が変化するため、単純にゲル上培養を実施するだけでは、安定的な培養や定量的評価に不向きである。本研究では従来は正確な形状制御が不可能であった細胞培養用ゲルを、微細加工技術とインクジェット技術を組み合わせることでパターニングを可能にし、安定的な細胞培養が可能なパターニングされた細胞培養用ゲル基板を作製した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インクジェット技術と反応性イオンエッチングによる微細加工技術を組み合わせることで、これまで困難であった細胞のゲル上培養と細胞パターニングを同時に可能な技術を開発した。本技術は、単一細胞が発揮する“力”を利用した薬効評価技術の確立に繋がり得る成果である。細胞パターニング技術とトラクションフォース評価技術を組み合わせることで、迅速かつ簡易に再現性の高い高精度な薬効評価を実施可能な将来へと前進することができた。将来的には、本研究の成果を活かした蛍光プローブなどに依存しない新たな薬効評価技術を確立され、新薬開発コスト削減に大いに貢献することが期待される。
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