研究課題/領域番号 |
17K13077
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 星城大学 |
研究代表者 |
大古 拓史 星城大学, リハビリテーション学部, 助教 (60715126)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 変形性膝関節症 / 膝関節屈曲角度 / 膝蓋骨下方可動性 / 組織柔軟性 / 膝OA / 膝蓋骨可動性 / 膝屈曲角度 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
膝のお皿の動き(上下左右方向)を定量的に測定できる装置を開発し,患者応用できることを目指した.変形性膝関節症者において,膝関節の屈曲角度の低下(膝の曲がりにくさ)と膝蓋骨の下方への可動性(膝のお皿の足先への動き)が関連することが明らかとなった.さらには,太ももの膝の周りの軟部組織の硬さ(柔軟性の低下)が膝関節の曲がりにくさに影響を及ぼしている可能性が明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
変形性膝関節症の膝関節の曲がりにくさの原因の1つに,膝蓋骨の足先への動きが関係していることが明らかとなった.また,膝の周りの太ももの硬さも関係していることが分かった.お皿の動きを定量的に測定できることが可能となったことで,変形性膝関節症患者の治療プログラム作成および効果検証ができ,変形性膝関節症患者の日常生活の質の向上が期待できる.
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