研究課題/領域番号 |
17K13090
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
中平 真矢 高知大学, 医学部附属病院, 言語聴覚士 (10748817)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 嚥下障害 / 嚥下リハビリテーション / 神経筋電気刺激療法 / 神経筋電気刺激治療 / 神経筋電気刺激 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
嚥下障害に対する治療の一つに嚥下リハビリテーションがあり、中でも嚥下に関連する筋の筋力を改善させるためのトレーニングが頻繁に実施されている。近年、神経筋電気刺激治療を嚥下障害のリハビリテーションに応用し、より効果の高い嚥下リハが提唱されている。そこで、今回神経筋電気刺激治療を併用した嚥下訓練の有用性について検証した。介入後に、舌骨の移動距離や舌骨上筋群の中間周波数が向上する傾向にあり、摂食レベルも向上した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食べることは人として極めて重要な行為であり、生活の質の維持にとって不可欠である。本研究は嚥下障害に有効とされている神経電気刺激治療を併用したリハビリテーションの効果について、筋肉の質的変化に着目して実施されたものである。これまで総合的な摂食レベルの変化や嚥下動態の変化が起こるとされていた訓練において、対象とした筋肉自体の変化を示唆する結果が得られたと考える。嚥下障害の治療法のエビデンスを検証したことは、超高齢社会における国民の福祉向上および医療費抑制にも繋がることが考えられる。
|