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脳卒中患者のニューロフィードバックを用いた運動リハビリテーションの効果

研究課題

研究課題/領域番号 17K13096
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関自治医科大学

研究代表者

手塚 正幸  自治医科大学, 医学部, 助教 (40721311)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード急性期脳卒中 / 脳機能個人差 / fNIRS / ニューロフィードバック / リハビリテーション / 脳卒中 / NIRS / 前頭前野 / リハビリ
研究成果の概要

機能的近赤外分光法(fNIRS)を用いた神経活動を修飾する系を構築した。健常者と脳卒中患者を対象とし、視覚条件と振動条件の探索課題を行った結果、振動条件にのみ個人差を認めた。fNIRSを用いて課題中の前頭前野活動も測定しており、その個人差が反映する脳基盤が背外側前頭前野であることを示した。この背外側前頭前野の機能に介入する新たな手法としてfNIRSを使ったニューロフィードバック系を構築し、片側麻痺を持つ急性期脳卒中患者に実施した結果、脳機能が高い個人ほど背外側前頭前野活動が上昇する傾向が得られている(n=20、群間差 p=0.072)。

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳卒中患者に伴う運動機能障害に対するリハビリテーション効果を促進する手法の確立は、解決が求められている問題の一つである。ニューロフィードバックはリハビリテーションの一手法であるが、その訓練効果に個人差が大きいことも指摘されている。本研究では、ニューロフィードバック訓練に伴う運動機能改善効果の関係性とその個人差が明らかとなれば、患者個々人の神経系特性を考慮した新しいリハビリプロトコルの確立につながることが期待される。最終的には、患者の早期社会復帰に貢献することが期待される。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 急性期脳卒中患者のワーキングメモリ機能個人差とfNIRSによる前頭前野ニューロフィードバック訓練効果2019

    • 著者名/発表者名
      手塚正幸
    • 学会等名
      第44回日本脳卒中学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] fNIRSニューロフィードバックによる急性期脳卒中患者の前頭前野活動修飾と運動機能への影響2018

    • 著者名/発表者名
      手塚正幸
    • 学会等名
      日本脳神経外科学会 第77回学術総会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 急性期脳卒中患者におけるワーキングメモリ機能個人差に応じた前頭前野ニューロモジュレーション効果2018

    • 著者名/発表者名
      手塚正幸
    • 学会等名
      第5回脳神経外科BMI研究会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 運動機能障害リハビリテーションの効果促進を目的としたニューロフィードバックによる前頭前野の脳活動修飾訓練2017

    • 著者名/発表者名
      手塚正幸,松本万由子,櫻田武,川合謙介
    • 学会等名
      第76回日本脳神経外科学会学術総会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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