研究課題/領域番号 |
17K13123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
辻川 比呂斗 順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (10348980)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | トレイルランニング / スカイランニング / 生理的指標 / 乳酸閾値 / 酸化ストレス / WBI / 富士山 / 低圧低酸素 / 富士山フィールド実験 / 呼吸循環応答 / 抗酸化能 / 体重支持指数 / 山岳レース / レジリエンス / 生体応答 / 準高地 |
研究成果の概要 |
無舗装の山道を走るトレイルランニングや山岳競技であるスカイランニングは、近年、その競技者数が増えてきているにもかかわらず、詳細な生理的応答の研究は少ない。本研究は、平地での最大運動負荷試験と富士山フィールドでのタイムアタック(TA)の結果からランナーの体力特性を検討することを目的とした。健康な男性8名を対象者として上位群と下位群として比較された。上位群は体脂肪率が低く(≒5.0%)、TA中の強度は80%VO2max相当であり、TA前のWBIは約1.1でTA後は有意に変化しなかった。一方で、下位群では低値を示し、特に大腿屈筋力は低かった。活性酸素は、生体防御機構の許容範囲内である事がわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マラソンブームと登山ブームから、トレイルランニングへの関心が高まり、また富士登山においても人気が以前に高い。このような準高地における持久性運動において、どのような生体応答があり、負担となるのかを明らかにすることは、学術的に意義のあることである。また、トップアスリートと一般アスリートの差異を明らかにすることで、正しいトレーニングや安全性を確保しながら、競技能力を高める一助となると考える。
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