研究課題/領域番号 |
17K13131
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 常葉大学短期大学部 |
研究代表者 |
田村 元延 常葉大学短期大学部, その他部局等, 講師 (60736685)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 安全教育 / 体つくり運動 / Gボール / 安全指導 / Gボール教材 / 中学年児童 / 指導方法 / 小学校児童 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,小学校中学年の体つくり運動におけるGボールの基本的なバランス課題(臥位ローリング及び座位バランス)に対し,安全教育の観点から検討を行い,段階的な指導方法に関する基礎的な知見を得ることであった. 小学校3年生15名を対象に開発した4時間の指導プログラムを実施し,ボール上でのバランス測定や学習時の転倒調査からボール上でのバランス能力や転倒時の対応を明らかにすることで,指導方法の検討を行った.その結果,児童自ら安全に学習に取り組むことでボール上でのバランス能力の向上が認められた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
体育・スポーツ事故に対する防止対策や児童生徒の安全確保がより一層,重要視されている.その中で,本研究では,学習者自ら安全を確保しながら学習に取り組む安全教育(安全学習及び指導)の視点から指導方法を検討した. その結果,直接的幇助(2人1組の学習)や間接的幇助(ロープを用いた学習)といった課題を実施することで,安全かつ効果的に学習に取り組め,ボール上でのバランス能力を向上させる可能性を示すことができた.これらの結果は,今後,用具の特性に応じて場づくりの工夫や課題を設定することで,体育・スポーツ事故を防ぎながら効果的な学習を進めていくための実践的な知見を提供したという点に意義があると考える.
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