研究課題/領域番号 |
17K13140
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
下川 美佳 鹿屋体育大学, スポーツ・武道実践科学系, 助教 (10437981)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 踏み込み / 音 / 評価 / 踵 / つま先 / 足裏 / 踏み込み音 / 周波数帯 / 音の強さ / 踏み込み方 / 音量 / 傷害 / 競技力 / 剣道 / 周波数 / 音の大きさ / 振幅スペクトル / 打突 |
研究成果の概要 |
剣道において打突に伴う音に関する知見は少ない。特に踏み込み音に関しては十分明らかではない。そこで、本プロジェクトでは、打突評価と「踏み込み音」 の特徴を探り、現場に還元できる資料の提示を目的とし、3つの研究課題について3ヶ年にわたり検討した。その結果、踏み込み音は打突の評価に影響を及ぼすことが示唆された。また、右踵部痛と踏み込み音の関連性を事例的に示した。以上のことを踏まえ、競技力向上と傷害予防の両面において踏み込み音に着目することは、踏み込み動作を点検する際の手がかりとなり、現場での活用が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
剣道において打突に伴う音に関する知見は少なく、特に本プロジェクトで焦点を当てた踏み込み音とは、打突のごく一部の事象で細かな点であるがゆえに、これまで検討がなされていなかった。しかし、今回、打突評価や踵の傷害との関連を示すことで、競技者や指導者が踏み込み動作を点検する際の手がかりとなり得ることが示された。したがって今後、競技力向上や傷害予防の側面から現場での実践的知見として、総合的な打突技術の向上を目指す新たなアプローチ方法の1つとしての活用が期待される。
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