研究課題/領域番号 |
17K13146
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 法政大学 (2018-2019) 順天堂大学 (2017) |
研究代表者 |
伊藤 真紀 法政大学, スポーツ健康学部, 准教授 (10736507)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | パラリンピアン / トップアスリート / キャリア形成 / デュアルキャリア / キャリア支援 / 障害者スポーツ |
研究成果の概要 |
本研究は、パラリンピアンにおけるキャリア構築の実態と、問題解決にむけた必要とされる支援の解明を目的とした。実態調査は社会認知的進路理論(SCCT)に基づき実施し、パラリンピアンのキャリア選択阻害要因を顕在化することで、 キャリアアップ及び競技力向上へ貢献することを目的とした。パラリンピアンのキャリア選択の過程を明らかにすることで問題を発見することを目標としてパラリンピアンのキャリア実態調査を行い、多くのパラリンピアンが抱えているキャリア選択時のポジティブ因子・ネガティブ因子を調査し、それらの因子がどのようにキャリア選択に影響を与えるかを検討することを目的とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの個人属性を明らかにする記述的な分析を前進させる形で、本研究ではパラリンピアンのキャリア選択に影響を与える、心理的・認知的な因子についての検証を行う量的並びに質的調査を行う本調査研究の結果は、スポーツ組織におけるパラリンピアンへのキャリア選択の現状を明らかにし、カリキュラムの提案などプログラム開発に直接貢献する科学的な証拠に基づいた提言ができ、パラリンピアンへのキャリア支援に関する課題を明確化・顕在化し、具体的な施策につなげることが可能となる。パラリンピアンを対象とする本研究は障害者雇用という観点からも大変意義があると考えられる。
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