研究課題/領域番号 |
17K13155
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 立命館大学 (2022) 神奈川大学 (2017, 2019-2021) 国立研究開発法人理化学研究所 (2018) |
研究代表者 |
鈴木 崇人 立命館大学, スポーツ健康科学部, 助教 (20638960)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 筋シナジー / 多関節運動 / 表面筋電図 / 下腿三頭筋 / 大臀筋 / 外側広筋 / 筋電図 / 大腿四頭筋 |
研究成果の概要 |
トレーニングにおいて複数の関節周りの筋を協調させる能力の向上が重要であるが、複数の関節周りの筋を制御する仕組みについては未だ明らかではない。本研究は、足底屈筋群の単独収縮の場合と、膝関節伸展筋群や股関節伸展筋群との同時収縮の場合で、下腿三頭筋の活動を解析し、足関節と膝関節のように対象となる全ての関節を物理的に跨ぐ筋が存在する場合の筋制御と、足関節と股関節のように跨ぐ筋が存在しない場合の筋制御を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、足底屈筋群と物理的な繋がりのない股関節伸展筋群の活動によって、足底屈筋群の活動が影響を受けることを明らかにした。この結果は、足関節と股関節のように対象となる全ての関節を物理的に跨ぐ筋が存在しない場合にも、これらの関節周りの筋の活動が総合的に考慮されて、活動の量が決定されていることを示唆している。この知見は、一つの関節周りの筋を鍛えるトレーニングと、複数の関節が関わるトレーニングの効果の違いを明らかにすることに繋がる可能性がある。
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