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剣道の稽古・修行で果たされる「人間形成」について―風景構成法を手掛かりとして―

研究課題

研究課題/領域番号 17K13157
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 スポーツ科学
研究機関新潟医療福祉大学

研究代表者

中島 郁子  新潟医療福祉大学, 健康科学部, 助教 (30757729)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード風景構成法 / 剣道 / アスリート心性 / 人間形成 / 修行 / 稽古 / 臨床スポーツ心理学
研究成果の概要

剣道が目指す人間形成について検討するために、風景構成法の表現を手掛かりとして、剣道選手の人格特性に着目した。剣道選手の風景構成法には、競技者の描画に特異的に描かれるといわれてきた表現だけでなく、一般に小学生から高校生時期の転換期や、いわゆる成長途上に多くみられる特徴が表現されていた。剣道は、高い競技性とともに、生涯を通して稽古を継続することで自ら精進し続けることができる側面を持ち合わせており、そうした武道としての特性が剣道選手の人格特性に影響していることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

剣道選手の人格特性を明らかにした本研究成果は、剣道が目指す人間形成について実証的に理解するための一助となる。また、風景構成法を用いたことで、より剣道選手の精神的な内的世界の人格特性を理解することができる。武道が目指す人格像を明らかにすることは、後世へ残すべき伝統文化的な側面を広く伝えることになる。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ~アスリートを生きる~ 精神的に弱いと言われた選手との面接過程2019

    • 著者名/発表者名
      中島 郁子
    • 学会等名
      日本心理臨床学会第38回秋季大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 「試合で緊張する」と紹介されて来談した男子大学生の事例2017

    • 著者名/発表者名
      中島郁子
    • 学会等名
      日本臨床心理身体運動学会第20回記念大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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