研究課題/領域番号 |
17K13165
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 兵庫県立大学 (2019) 立命館大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
森 寿仁 兵庫県立大学, 環境人間学部, 講師 (90794298)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 常圧低酸素 / 個人差 / 酸素飽和度 / 有酸素性トレーニング / スプリントトレーニング / 内分泌 / 生理応答 / 発揮パワー / スプリント / インターバル / 休息 / 内分泌応答 / 動脈血酸素飽和度 / 筋酸素飽和度 / 高強度 / タイミング |
研究成果の概要 |
本研究で,吸気酸素濃度を容易に変化させられる常圧低酸素環境の特性を利用した新たな低酸素トレーニングの方法を開発する上での知見を得ることを目的とした.実施した2つの研究成果から,内分泌応答および生理応答は血中よりも骨格筋内の酸素飽和度の影響を受けやすいため,それを考慮した吸気酸素濃度の設定が低酸素トレーニングを実施する上で重要であること,反復性スプリント運動の休息中における5分程度の通常酸素吸入では,その後の運動パフォーマンスおよび生理応答に好影響も悪影響も及ぼさないことが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,低酸素トレーニングを実施する際に一律の酸素濃度で実施するよりも,個人の運動時における筋内の酸素飽和度をモニタリングしながら吸気酸素濃度を設定することによって効果の高い低酸素トレーニングが実施できる可能性を示すものである.また,全力スプリント運動の休息時における通常酸素の吸入が発揮パワーや生理応答に影響を及ぼさなかったことは,トレーニング中は低酸素室内に滞在しても,滞在しなくても運動パフォーマンスおよび身体への生理的負荷は変わらないことを示す結果と言える.
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