研究課題/領域番号 |
17K13166
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 立命館大学 (2021-2022) 関西学院大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
笹塲 育子 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (30795232)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | スポーツ心理学 / 競技力向上 / コンディショニング / エリートアスリート / 社会系心理学 |
研究成果の概要 |
本研究では[研究1]として、エリートアスリートの心理的コンディショニングに必要な心理的・生理的指標の特定について、心理の専門家及び身体の専門家を対象に「コンディショニング」の定義に関するインタビュー調査を実施した。[研究2]以降の、コンディショニングモデルケースの構築及び東京オリンピックへ向けた心理的コンディショニングプログラムの実施・評価については、東京オリンピックの延期を受けて、新たにCOVID-19のスポーツ界への影響に関する調査へと変更して実施された。COVID-19によるアスリートのモチベーション及び自己効力感への影響に関する研究結果は、2つの国際学会において成果発表を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により[研究1]では、未だ概念が定まっておらず多義的に用いられるケースや心理面の強化との乖離が見られる心理的コンディショニングに関して、より明確な定義づけが可能となった。このことにより、心理面・身体面双方向の専門家による心理的コンディショニングに必要な心理的・生理的指標の特定ができたことは、新たなコンディショニングモデルケースの構築に貢献する貴重な資料となり社会的意義は高い。また、COVID-19のスポーツ界への影響に関するプロスポーツチームを対象とした研究では、危機的状況が齎す心理的影響にはネガティブな側面だけでなく、新たな組織のモチベーション創出などポジティブな結果も示された。
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