研究課題/領域番号 |
17K13168
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
|
研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
山口 志郎 流通科学大学, 人間社会学部, 准教授 (70733096)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | トレイランニング / トレイルイベント / 主催者 / 参加者 / リスク / リスク対策 / 回避行動 / オンラインパネル / 10進法 / テーマ分析 / 身体的リスク / 時間的リスク / 突発的リスク / 環境的リスク / 天候リスク / リスク対応 / 安全リスク / 社会的リスク / リスク回避 / リスク低減 / リスク移転 / リスク保有 / 自然環境への配慮 / 持続可能性 / 医療体制 / ステークホルダー / ボランティア / モニタリング / 参加者意識 / 共存共栄 / スポーツイベント / トレイルランニング / リスクマネジメント / リスク認知 / 防衛行動 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、(1)トレイルイベントにおける主催者のリスクとリスク対策を明らかにすること(研究Ⅰ)、(2)トレイルイベントにおける参加者のリスクを概念化すること(研究Ⅱ)、(3)トレイルイベントにおける参加者のリスクと回避行動の関連性を検証することであった。 研究Ⅰでは主催者のリスクとして、3つのリスクカテゴリー(安全、自然環境、社会的)と4つのリスク対策(回避、低減、移転、保有)が生成された。研究Ⅱでは参加者のリスクとして、10因子(身体的、心理的、金銭的、対人的、携行品、構造的、突発的、天候、環境的、時間的)が概念化された。研究Ⅲでは参加者のリスクと回避行動に関連性があることが示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、トレイランニングイベントの文脈において、これまで国内外で等閑視されてきたイベント主催者のリスクマネジメント及び参加者のリスクと回避行動を実証できた点は、学術的意義があったと考えられる。本研究結果を基に、トレイランニングイベント主催者はリスクマネジメントを実践することにより、大会中の事故やトラブルを減らすことができる。また、イベント参加者は、大会前にリスクを想定し、事前に様々な準備を行うことで、事故を回避することが可能となる。
|