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他者の不安感情が自己の運動パフォーマンスに及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 17K13175
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 スポーツ科学
研究機関西日本短期大学

研究代表者

小川 茜  西日本短期大学, 健康スポーツコミュニケーション学科, 講師 (60788488)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード不安 / 情動伝染 / 反応時間 / 感情 / 情動 / チームスポーツ / 不安感情 / あがり / スポーツ心理学 / 運動制御 / 実験系心理学
研究成果の概要

本研究の目的は, 他者の不安感情が自己の運動パフォーマンスに及ぼす影響を検討することであった. 実験参加者には, 他者の不安表情または中性表情の写真を見た後に反応課題を行わせた. 実験の結果, 不安表情呈示時の皺眉筋の活性化が認められた. また不安表情呈示時の反応時間の方が中性表情呈示時の反応時間よりも有意に長かった. 不安感情の情動伝染は運動パフォーマンスに影響を及ぼすことが示唆された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

心理的プレッシャーによる運動パフォーマンス低下(“あがり”)に悩むスポーツ選手は多い. しかし集団種目での“あがり”に着目した研究は少なく, プレッシャー下で何が起きているかが十分に明らかでない. 本研究ではチームメイトが及ぼす影響の1つである“情動伝染”(他者の感情が伝染する現象)に着目し, 不安感情の情動伝染と運動パフォーマンス低下の関係を調べたが, 本研究で提供できる知見は, 集団種目における“あがり”現象の解明に貢献でき, かつ“あがり”研究全体の進展において意義のある結果を提供できる可能性がある.

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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