研究課題/領域番号 |
17K13176
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 新島学園短期大学 (2019) 福岡こども短期大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
山田 一典 新島学園短期大学, コミュニティ子ども学科, 准教授 (00714768)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | アキレス腱 / 下腿三頭筋 / 可塑性 / 超音波 / 子ども / 幼児期 / 骨格筋 / 体力・運動能力 / 超音波画像 / 発育発達 / 裸足 / 体力 / 乳幼児期 / バイオメカニクス / 幼児 / 運動量 |
研究成果の概要 |
ヒト身体における筋・腱の形態的特性は身体運動中の筋腱の長さ変化や,力発揮に大きく影響を及ぼしていることを明らかにされているものの,特に幼児期(就学前児童)を対象とした研究はまだまだ少なく,幼児期の骨格筋・腱の発育発達と運動量の関係については,いまだ明らかにされていない.本研究プロジェクトでは幼児期における下腿三頭筋腱複合体の可塑性について生活習慣,運動の特異性と,経年変化の3点からアプローチした.その結果,幼児期における下腿三頭筋腱複合体の形態的特性は,発育などによる遺伝的要因のみならず,運動や生活習慣など環境的諸要因によって変化しうる可塑性を有していることを示唆した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究プロジェクトから得らた知見は,ジュニアスポーツにおけるトレーニングや運動遊びの方向性を示すことができる有益な情報となる.また,体罰や暴力による指導ではなくエビデンスに基づく幼児体育,幼児スポーツの向上に役立つ幼児ならびに保育者,指導者への情報提供が可能となった.さらにジュニア育成,タレント発掘やトレーニング評価などに利用される有益なデータともなる.動物と異なり,ヒト特有である多様な身体運動を可能にする骨格筋の形態と機能性に関する筋骨格系の理解につながったと考えられる.
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