研究課題/領域番号 |
17K13178
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
大家 利之 中京大学, スポーツ科学部, 准教授 (70610062)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 呼吸筋 / 横隔膜 / 競泳選手 / 最大吸気口腔内圧 / 呼吸筋持久力 / 呼吸困難感 / 吸気抵抗 / 水泳運動 / 呼吸筋力トレーニング / エリート競泳選手 / 呼吸筋持久力トレーニング / 息苦しさ / 呼吸筋トレーニング / 呼吸筋疲労 / 吸息筋 / エリート競技選手 |
研究成果の概要 |
吸息筋の疲労は泳パフォーマンスを抑制する一つの要因である。呼吸筋のトレーニングは泳パフォーマンスを改善する。呼吸筋のトレーニングは2種類に大別される。呼吸筋力トレーニングと呼吸筋持久力トレーニングである。本研究の目的は、エリート競泳選手を対象として6週間の呼吸筋力トレーニングおよび呼吸筋持久力トレーニングが泳パフォーマンスに及ぼす影響に明らかにすることである。6週間の呼吸筋力トレーニングは、エリート競泳選手の最大吸気口腔内圧を向上させ、呼吸筋持久力トレーニングは、呼吸筋持久力を向上させる。それぞれ6週間のトレーニング実施後、制限呼吸条件下での泳パフォーマンスが改善した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究期間では、エリート競泳選手の泳パフォーマンス向上のための呼吸筋トレーニング法について検討した。エリート競泳選手を対象に呼吸筋力トレーニングと呼吸筋持久力を実施し、そのトレーニング期間の前後で肺機能の測定と泳パフォーマンステストを実施した。6週間の呼吸筋力トレーニング実施後、呼吸筋力の指標である最大吸気口腔内圧が向上し、泳パフォーマンスが改善した。また、呼吸筋持久力トレーニング実施後、呼吸筋持久力が向上し、泳パフォーマンスが改善した。呼吸筋トレーニングは、エリート競泳選手の泳パフォーマンス向上の一助になることを明らかにした。
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