研究課題/領域番号 |
17K13200
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 岐阜大学 (2018-2019) 森ノ宮医療大学 (2017) |
研究代表者 |
上田 真也 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (40616926)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 糖代謝 / 運動 / 13C-グルコース / 13Cグルコース / 高強度運動 / 安定同位体比分析 / 13C / ラット |
研究成果の概要 |
本研究では麻酔下ラットを対象に,13C-グルコースを用いて,運動時の糖代謝動態を評価する方法論の開発に取り組んだ.麻酔下ラットを用いて,両坐骨神経遠心路への通電刺激を行い,下肢骨格筋の収縮を誘発することで運動を模擬した.運動開始5分後に13C-グルコース液を頸動脈より投与し,13C-グルコースの代謝動態を観察した.その結果,低強度および高強度運動ともに,13C-グルコース液投与後,速やかに13C-グルコースの代謝が亢進し,13C-グルコースの代謝量は高強度運動が低強度運動に比べて,有意に高値を示した.すなわち,13C-グルコースを用いて,麻酔下小動物の運動時糖代謝動態を評価することに成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本モデルはnormalラットを対象としたが,対象をアスリートモデルラットにすることで,代謝機能の観点から競技力向上に資する最適なパフォーマンス評価やトレーニング方法の開発が期待できる.また,対象を糖尿病や肥満症といった疾病モデルラットに置き換えることで,新規運動療法の開発につながる可能性があり,臨床的意義も大きい.
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