研究課題/領域番号 |
17K13201
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 宝塚医療大学 |
研究代表者 |
篠原 博 宝塚医療大学, 保健医療学部, 講師 (30785506)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アーチェリー / 腕のふるえ / 周波数解析 / 振戦 / 速筋 / 遅筋 / 筋活動 / 加速度 |
研究成果の概要 |
先行研究ではアーチェリー動作中に生じる「腕のふるえ」はパフォーマンス低下や肩甲骨の安定性を減弱させる要因と指摘している。この「ふるえ」は障害の原因にもなると考えられるため、軽減させる必要がある。我々は表面筋電計および加速度計を使用し、「腕のふるえ」のパワーを解析することや、筋活動を周波数解析することで「腕のふるえ」を引き起こす原因を解明することに取り組んだ。腕のふるえと相関関係を示す筋の活動を分析し、またその筋に対するトレーニング方法を考案した。そのトレーニングを実施した際にどの程度「腕のふるえ」が軽減するのかを検証し、実際に軽減することを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アーチェリー競技は生涯スポーツともいわれ、幅広い世代で楽しまれるスポーツである。オリンピック種目でもあり、日本では学生を中心として盛んに行われているスポーツである。しかしながらアーチェリー競技の研究は少なく、外傷や障害予防に関する報告は不十分である。またトレーニングに関して確立できていないことが挙げられる。本研究では障害予防、パフォーマンス向上という点からトレーニングの考案を行っている。得られた本研究の結果はアーチェリー選手の中でも特に初心者の障害予防、上級者のパフォーマンス向上という点において一助になると考える。
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