研究課題/領域番号 |
17K13203
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター |
研究代表者 |
安藤 加里菜 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (80781260)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 体内時計 / 時間運動学 / アスリート / 時計遺伝子 / パフォーマンス |
研究成果の概要 |
運動パフォーマンスが最も良く発揮される時刻(ピークパフォーマンス時刻)は、深部体温の高い夜だと知られている。しかし、深部体温のリズムは生体リズム(朝型・夜型)で異なるため、個人の生体リズムの違いによってピークパフォーマンス時刻は異なる可能性がある。本研究では、時計遺伝子発現リズムによってアスリートの個人の生体リズムの違いを客観的に評価できること、その違いと朝夕でのパフォーマンス変動との関連を評価することができた。さらに、個人の生体リズムの調節について光を用いた手法の有効性を評価することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特色は、アスリートの生体リズム特性と生体リズムを調節する対策を明らかにすることで、試合の時間帯に、パフォーマンスを最大限発揮する手法を明らかにすることである。アスリートの生体リズムを客観的に評価・調節できる対策を考案することで国際競技力の向上を目指すことができる。生体リズム特性と持久性パフォーマンスの関連は示唆されているが、客観的な指標で評価した生体リズム特性とパフォーマンスとの関連は明らかでないなかった。本研究は、トップアスリートのコンディショニングに向けて意義があると考えられる。
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