研究課題/領域番号 |
17K13207
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
加藤 士雄 北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (40760260)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | スマートヘルス / モーションキャプチャ / 9軸センサ / 動作分析 / IoT / 遠隔運動指導 / ヘルスケア / ICT / モーションキャプチャー / IMUセンサ / 傷病予防 |
研究成果の概要 |
本研究では,加速度・角速度・地磁気を計測可能なセンサを用いてヒトの運動を計測し,コンピュータグラフィックスにより視覚的に再現可能なシステムを構築し,運動指導に活用することを目的として行った. 研究結果として,加速度や角度だけでは把握しにくかった動作をコンピュータグラフィックスで確認できるため,より適切な指導ができうることが示唆された.一方で,環境によってはノイズの影響によってコンピュータグラフィックでは正確に動作を表現できないことも見受けられた.このため,ビデオカメラなどで撮影した映像と共に,補助的な情報源として活用することが有効であると考えられる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の実施期間の中で,COVID-19が世界的に蔓延し,人々の行動を大きく制限する結果となった.これにより,対面で行われてきた運動指導もオンライン上で行われてきた.本研究で得られた知見は,オンライン上での運動指導を,個々人の状態を正確に捉え,より適切に行える可能性を広げることができると考える.また,医療資源に乏しい僻地在住の人々にも活用できることから,幅広い対象者に対して傷病予防の観点から貢献できると考える.
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