研究課題/領域番号 |
17K13211
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 藤田医科大学 (2020-2022) 岐阜医療科学大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
竹田 真由 藤田医科大学, 医学部, 講師 (00423054)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | バイオバンク / 品質管理 / 精度管理 / ヘルスプロモーション |
研究成果の概要 |
バイオバンクにおけるバイオリソース(BR)が保管された年数によって生じる測定値の変動、すなわち初回の検査結果と保管されたBRの測定値がどのように変動しているのか、保管状況の影響に検討を行ってきた。その結果、10年を経過したBRにおいてこれまで報告してきた結果と比較して大きく変動した項目はなく、安定した状態で保管できていることが示唆された。また、健康科学リソースセンター(RECHS)におけるデータベースシステムについて精査し、システム全体の情報量を増やすこと、および情報入力の自動化を図った。その結果、パーソナルヘルスについての情報取得をより簡便化することが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これからの健康診断においては、発症前に高い精度で発症予測を行い、予見的に介入することで発症を防止するという先制医療の実施を目指している。発症予測の可能なバイオマーカーはこれから需要が高まる一方であるが、その臨床的有用性や妥当性について検証を目的としたバイオリソース(BR) は必要不可欠であると考えられる。被検者の協力により、発症前のBRを暦年的にバンキングすることによって、得られる情報価値は高い。一方で、品質を落とすことなくBRを活用することで正しい研究成果につながるため、BRの保管年数と品質に関する検討とその結果においては意義あるものと考えられる。
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