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動脈硬化遺伝子情報を基盤とした先制栄養クリニックの開拓

研究課題

研究課題/領域番号 17K13213
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
研究機関四国大学短期大学部

研究代表者

近藤 あかり  四国大学短期大学部, 人間健康科食物栄養専攻, 助手 (80779207)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード遺伝子多型 / SNP / TLR4 / 若年女性 / 栄養食事指導 / 動脈硬化 / 肥満 / 応用健康科学
研究成果の概要

本研究は、個人の遺伝的素因に合った栄養食事指導、「テーラーメイド栄養食事指導」を開発し、実施することを目的とした。Toll様レセプター4 (TLR4) 遺伝子は、腸内細菌叢のリポ多糖 (LPS) を認識して炎症性シグナル伝達を活性化し、動脈硬化と関連することが報告されている。若年女性379名を対象に、身体計測値や血液生化学検査値と、TLR4 遺伝子多型の関係を統計解析した結果、TLR4遺伝子多型は、血清TNF-α濃度と関連することが示唆された。さらに、この関連は運動により影響を受ける可能性が推察された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

生活習慣病の増加により国民医療費が増加しており、国民一人当たりの負担を軽減することが急務である。これに伴い、多様化する個々人に対応するため、医療の個別化が期待されている。本研究は、生活習慣病の一つである動脈硬化症に着目した。栄養と病態に関連する原因の遺伝子を解明することで完成度の高い個別栄養指導の実施が期待される。ひいては、生活習慣病関連を発症前に阻止して国民医療費の抑制に寄与すると考える。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 若年女性におけるTLR4遺伝子多型と炎症性サイトカインとの関連2018

    • 著者名/発表者名
      近藤 あかり、上田 由美子、福尾 惠介
    • 学会等名
      第40回日本臨床栄養学会総会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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