研究課題/領域番号 |
17K13215
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 |
研究代表者 |
池田 大樹 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所, 人間工学研究グループ, 研究員 (20636782)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 勤務間インターバル / 睡眠 / 生活習慣の規則性 / 睡眠の規則性 / 労働衛生 / 生活習慣 / 産業衛生学 / 睡眠心理学 |
研究成果の概要 |
我が国では勤務間インターバル制度が事業主の努力義務とされている。勤務間インターバルの確保は、疲労回復に重要な睡眠時間の確保につながる。しかし、本制度は勤務間インターバルの規則性を保証していない。先行研究において不規則な就床・起床時刻が、疲労回復に重要な睡眠の質に悪影響を及ぼすことが報告されている。そこで、本研究では不規則な勤務間インターバルが労働者に及ぼす影響を検討した。横断調査ならびに1年後に追跡調査を実施し、不規則な勤務間インターバルが生活習慣の規則性や労働生産性等に悪影響を及ぼすことを明らかにした。このことから、規則性を考慮した勤務間インターバルの確保が望まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国では、「終業時刻から次の始業時刻の間に一定時間以上の休息期間(勤務間インターバル)を確保する」勤務間インターバル制度が事業主の努力義務とされている。本制度は、労働者の疲労回復に重要な睡眠時間を確保するのに有用であるが、本研究の結果から、不規則な勤務間インターバルが労働者の健康や生産性に悪影響を及ぼすことが示された。勤務間インターバル制度による疲労回復の機会を十分にいかすために、規則性を考慮した勤務間インターバルの取得が重要であることが示唆される。
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