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身体不活動及び座位行動による腸内細菌叢構成の変容が生活習慣病に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 17K13216
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
研究機関東北大学

研究代表者

黄 聡  東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (70734440)

研究協力者 永富 良一  
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード身体活動 / 座位行動 / 腸内細菌 / 生活習慣病 / 媒介効果 / 生活習慣 / 口腔細菌
研究成果の概要

仙台卸商センター組合員研究協力者の口腔・糞便微生物検体微生物叢プロフィールのうち身体不活動・座位時間とメタボリックシンドロームなど生活習慣病との関連を横断および1年間の追跡研究で明らかにすることを企図した。研究参加者は女性67人、男性155人、平均年齢(SD)は44.5歳(11.2)範囲は20~69歳であった。横断研究において握力、喫煙習慣と飲酒習慣との関連がみられたが、身体不活動、座位時間の三分位とアウトカムとの関連はみられなかった。平成30年度は新たに12名の高齢女性に対して運動実施の有無による微生物叢の変化を観察する介入試験を実施したが有意な変化は得られていない。

研究成果の学術的意義や社会的意義

体内の微生物叢の重要性は指摘されているが、それが特定の菌群と生体との直接的あるいは直接的な影響なのかは不明である。身体不活動や座位時間など疫学的に確立された危険因子と関連がある微生物叢の特定ができれば、それを目安に効果的な身体活動介入や座位時間の削減が可能になると考えられる。しかし微生物叢から得られる情報料はゲノム情報以上に多く、この研究をもってしてもまだ健康的な微生物叢を提案するにはいたっていない。しかし今回のデータにより、喫煙や飲酒などとの関連がみられた菌群がみられたので今後、微生物叢と健康的・不健康的生活習慣との関連に関わる新しい仮説を検証していく基盤になる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Physical activity and periodontal bacteria in saliva among Japanese adults2017

    • 著者名/発表者名
      Cong Huang
    • 学会等名
      64th American College of Sports Medicine's Annual Meeting
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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