研究課題/領域番号 |
17K13218
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
根本 みゆき 筑波大学, 医学医療系, 講師 (80754316)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 前頭側頭型認知症 / 運動療法 / 行動異常 / fNIRS |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、運動療法が前頭側頭型認知症(FTD: frontotemporal dementia) の行動異常に及ぼす効果とその機序を明らかにし、FTD に対する新たな治療法および支援策を構築することである。FTDに対する運動介入試験の結果、運動がFTDの心理機能、身体機能に好影響を及ぼすことが示唆された。またFTDにおいて、運動が習慣化したことによって、FTDで問題となる常同行動が抑えられる傾向が見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
FTD に対する非薬物療法は現時点でほぼ皆無であり、本研究の運動介入が示した結果は、FTD に対する非薬物療法の第一の手段として大きな役割を果たすことが期待できる。今後、さらに多数例を用いた研究、検討によりその有用性を確認する予定である。本研究はFTD に対する新たな治療戦略に資する、社会的貢献度の高い、意義ある研究であると考える。
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