研究課題/領域番号 |
17K13235
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 愛知工業大学 |
研究代表者 |
今井 智子 愛知工業大学, 総合技術研究所, 准教授 (50613593)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ペリオスチン / 運動トレーニング / アスリート / 運動ストレス / 気道ストレス / 気道炎症 / 呼吸器疾患 |
研究成果の概要 |
運動トレーニングにおけるペリオスチンの影響を検討するため、学生アスリートを対象にペリオスチンとその関連因子の検討を行った。また、アレルギーに対し抗炎症作用を及ぼすω3系多価不飽和脂肪酸 (PUFAs)を摂取させ、ペリオスチンとの関連を検討した。その結果、ペリオスチンは好酸球性気道炎症の指標である呼気一酸化窒素及び呼吸機能の指標と関連を認めなかった。さらに、3週間にわたるPUFAsの摂取による明らかな変化を認めなかった。ペリオスチンと運動ストレスに関して更なる検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ペリオスチンは呼気一酸化窒素(FeNO)および呼吸機能と関連がなく、短期間のPUFAsの摂取においても明らかな変動はみられなかった。ただし、運動タイプや運動量との関係性などは明らかにできていない。近年、ペリオスチンは慢性の2型炎症反応のマーカーとして考えられており、急性のマーカーであるFeNOと組み合わせて検討することで運動ストレスにおける気道炎症を多角的に評価できる可能性がある。運動タイプや運動量などの違いを含め更なる検討が必要である
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