研究課題/領域番号 |
17K13238
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 公益財団法人明治安田厚生事業団体力医学研究所 |
研究代表者 |
北濃 成樹 公益財団法人明治安田厚生事業団体力医学研究所, その他部局等, 研究員(移行) (20762206)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 運動 / 身体活動 / 加速度計 / 睡眠 / 労働生産性 / 産業衛生 / 不眠 / メンタル / メンタルヘルス / 疫学 / 勤労者 |
研究成果の概要 |
勤労者を対象にした横断研究(n=約2,000)、および職場での1年間の運動介入研究(n=約800)を実施した。両検討課題から、日中の低強度運動が眠気の軽減や仕事への活力の高さ、集団凝集性の高さと関連することが示された。また、職場での低強度運動は実社会(職域)との親和性が高く、現場でも長期的に継続実践できる運動様式であることが示唆された。一方、運動の頻度と睡眠や労働生産性の関連性については本研究期間中に明確にすることはできなかった。今回は中高強度運動に絞って検討したが、他の強度の運動の影響や1週間を通じた運動量の蓄積の仕方に着目するなど、今後様々な視点からの分析が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
勤労者の不眠症状やそれに付随する労働生産性の低下は現在社会が抱える一つの大きな課題である。近年、運動がこうした問題の軽減に効果的であることがわかりつつあるが、具体的にどのような運動条件が効果的・効率的であるかは不明である。こうした背景から、日中の低強度運動が眠気の軽減や仕事への活力や集団凝集性の高さと関連することを示した本研究課題には、一定の学術的・社会的意義を有していると考えられる。また、本研究課題によって、世界的にも珍しい加速度計データ、メンタルヘルス、労働関連指標の調査が可能な勤労者コホートが誕生した。今後、当該コホートから運動と健康に関する様々な研究成果が発信されることが期待される。
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