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貧困による子どものむし歯の集積解消を目指した介入研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K13245
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 子ども学(子ども環境学)
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

梅森 幸  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (30644207)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード健康格差 / 受動喫煙 / 子ども / むしば / 歯科口腔保健 / 準ランダム化試験 / 貧困 / むし歯 / 準ランダム化介入試験 / 凖ランダム化介入試験 / 歯学 / 子ども学 / 社会学
研究成果の概要

健康格差拡大の解消を目的とし、足立区小学校においてフッ化物配合歯磨剤の集団導入をして準ランダム化介入試験を行ったが、コロナ禍のため中断時期があり、その影響を排除するため研究期間延長を要した。当初予定していた介入試験は継続観察中であり、中断期間の影響の無い対象者に対して結果をまとめる予定である。
一方、子どものむし歯に影響を与える因子について検討した。子どもの受動喫煙とむし歯の関係について傾向スコアを用いたマッチングを実施し、回帰分析した結果、受動喫煙と虫歯既往の有無との間に有意な関連が認められた。本成果は学会発表を終え、論文投稿の準備をしている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

子どもにおける貧困の連鎖・健康への影響は世界的にもわが国においても急務の課題である。また日本では、子どものむし歯の全国平均は減少してきたが、疾病・異常を被患率等別にみると、小学校においてむし歯の者の割合が最も高く、その格差は拡大している。フッ化物配合歯磨剤の集団導入に関する先行研究は国内外において多くあり、その効果が示されてきたが、貧困の連鎖の解消を目的とし、保護者の経済社会的地位を調整した上での報告は調べた範囲では未だない。また、むし格差解消を達成できるような介入については科学的に検証され確立した方法が世界的にもないことから、子どものむし歯に影響を与える因子についての報告が求められている。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 受動喫煙と子どものむし歯との関連:A-CHILD調査2019

    • 著者名/発表者名
      梅森 幸, 土井 理美, 伊角 彩, 礪波 健一, 新田 浩, 荒木 孝二, 藤原 武男
    • 学会等名
      第29回日本疫学会学術総会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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