研究課題/領域番号 |
17K13248
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
平野 直樹 大分大学, 医学部, 助教 (30717997)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 小児がん経験者 / QOL / 医療 / 教育 / 福祉 / SF-36 / 小児がん / 医療・教育・福祉の連携 / 小児がん長期生存者 |
研究成果の概要 |
小児がん経験者はQOL低下のために多職種のサポートを要するが、その支援体制は不十分である。今回、医療・教育・福祉行政の支援状況に関するアンケート調査とQOLの得点化を行い、その関連性を検討した。教育や行政支援体制が小児がん経験者のQOLに関与する可能性を明らかにし、年齢や造血細胞移植の有無など個々の患者背景に応じた支援や就職や精神的ケアなど多面的な支援がQOL向上に寄与しうることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児がん経験者に対する社会支援の状況とQOLとの関連性は今まで明らかではなかったが、本研究では、医療だけではなく教育・行政支援もQOLに関連している可能性を示唆することができた。また、個別性を配慮した支援内容や多面的な支援がQOL向上につながる可能性を示したことは、医療・教育・行政が連携した小児がん経験者への支援体制を構築するうえで重要な観点である。
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