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「子どもの居場所」を支える支援者の専門性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K13256
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 子ども学(子ども環境学)
研究機関北九州市立大学 (2018-2019)
宮崎国際大学 (2017)

研究代表者

山下 智也  北九州市立大学, 文学部, 准教授 (50601697)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード居場所 / 教育系心理学 / 環境
研究成果の概要

子どもを取り巻く環境の変化に伴い、「子どもの居場所」の必要性が注目される中、先進的な現場へのフィールドワーク及び支援者へのインタビューを通して、多様な子どもに開かれた居場所の支援者の専門性の一側面に迫ってきた。支援者は、場への入りやすさや居やすさを生み出す環境構成を行うとともに、子どもがこの場にやってくる文脈を重視しながら関わりの度合いを調整していた。それらを実現させるためには、場の状況の変化を察知する力や、公平性・対等性をもって場をコーディネートする力が必要不可欠である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

先駆的な居場所実践を元に導いた本研究の知見は、現代に見合った居場所論をボトムアップ的に再構築する際の一助となるとともに、多様な子どもの居場所実践において応用可能であると考える。特に、子どもの貧困支援から多世代の居場所としての地域コミュニティづくりへと役割が拡大してきている子ども食堂にも大いに役立てられるのではないだろうか。また、これらの知見をまとめたリーフレット「子どもの居場所×スタッフの居方」を、子どもの居場所に関する講演会や研修会等で配布することで、実践者及び実践現場に還元することに努めている。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 子どもの居場所を支える支援者の役割に関する一考察 ~「主」の居方・関わり方に焦点を当てて~2019

    • 著者名/発表者名
      山下智也
    • 学会等名
      日本質的心理学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 子どもの居場所において私たちは何をデザインするのか―“居場所形成過程”を支える環境に着目して―2017

    • 著者名/発表者名
      山下智也
    • 学会等名
      人間・環境学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 生活体験が子どもの育ちにもたらす意義―環境心理学の視点から―2017

    • 著者名/発表者名
      山下智也
    • 学会等名
      日本生活体験学習学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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