研究課題/領域番号 |
17K13257
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 仁愛女子短期大学 |
研究代表者 |
内田 雄 仁愛女子短期大学, 幼児教育学科, 講師 (00749418)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 幼児 / バランステスト / 遊び / バランス能力 |
研究成果の概要 |
本研究は、遊びを取り入れた幼児のバランス能力測定方法の開発を目的として、魚釣りFunctional Reach Test (以下、魚釣りFRテスト)およびバランスボード遊びテストを開発した。魚釣りFRテストにおける手伸ばし距離は高い信頼性を有していた。また、従来のテストとの関連も認められ、幼児においても実用可能なバランステストであると考えられる。バランスボード遊びテストにおいても従来のテストとの関連が認められたが、テストの信頼性やテスト難度の観点で実用化に向けた課題が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幼児の体力測定の結果は、様々な環境要因(応援、気分etc..)に左右される。それに加え、幼児は複雑なテスト方法を理解することが難しい。特にバランス能力の測定は“動かないように”といった指示や、姿勢を保持するための細かい条件が設定されるケースが多い。できるだけシンプルかつ、遊びの要素を取り入れることで、テスト自体を楽しみ、熱中して行うことが期待される。 本研究で開発されたバランステストは“遊び”を取り入れることで幼児が熱中しながらテストに取り組むことが可能であることに加え、幼児において従来測定方法が確立できなかったバランス能力を測定可能とする。
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