研究課題/領域番号 |
17K13260
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物分子化学
|
研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
谷口 敦彦 東京薬科大学, 薬学部, 講師 (30790125)
|
研究協力者 |
林 良雄
高山 健太郎
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 光酸素化 / 触媒 / ペプチド / マイオスタチン / 生体分子の化学修飾 |
研究成果の概要 |
マイオスタチンは、 TGF-β (transforming growth factor-β:トランスフォーミング増殖因子β)スーパーファミリーに属し、筋肉を負に制御するタンパク質である。本研究では、マイオスタチン親和性ペプチドと光酸素化触媒の複合体を創製し、それを用いたマイオスタチンの選択的光酸素化に成功した。また、その酸素化によってマイオスタチンの生理活性を劇的に抑制した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TGF-β (transforming growth factor-β:トランスフォーミング増殖因子β)スーパーファミリーに属するマイオスタチンは、筋肉の増殖を抑制する活性をもつ。本研究では、マイオスタチンを選択的に光酸素化し、不活化する分子を創製した。このマイオスタチン阻害法は、筋肉量を増大し、筋ジストロフィーや老年性筋萎縮等の筋萎縮性疾患に対する新しい治療法になる可能性がある。
|