研究課題/領域番号 |
17K13266
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ケミカルバイオロジー
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
西山 義剛 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教 (90755357)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | セレンテラジン / 生物発光 / リン / 硫黄 / 環化反応 / 分子イメージング / ピラジン |
研究成果の概要 |
本研究では、実用的な近赤外生物発光系の開発を目指し、第三周期元素で架橋された新たなセレンテラジン類縁体の合成法の開発を検討した。その結果、ホスホン酸ジチオエステルに対してGrignard反応剤を順次作用させることで、炭素-リン結合を1つずつ形成し、さまざまなホスフィンオキシド類を合成することに成功した。また、ホスフィン酸チオエステルに対してベンジルGrignard反応剤を作用させたときには、炭素-硫黄結合が選択的に形成でき、種々のベンジルスルフィド類を合成できることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生きた生物の中を可視化するための技術を開発するべく、セレンテラジンと呼ばれる発光基質に対して、リンや硫黄などの第三周期元素を架橋部位として導入することを計画した。本研究では、リンや硫黄を炭素に導入する新しい手法の開発に成功し、この手法を利用することで、リンや硫黄で架橋された化合物群を合成できることを明らかにした。
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