研究課題/領域番号 |
17K13304
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 室蘭工業大学 |
研究代表者 |
浅田 拓海 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 助教 (50634680)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 画像解析 / 観光周遊 / 空間系ビッグデータ / ロードツーリズム / サイクリング / 景観 / SNS / 観光情報プラットホーム / 自転車快適性 / 道路景観 / 関心構造 / 周遊行動パターン / IoT / AI / 景観評価 / 広域ツーリズム / 観光行動 / ビッグデータ活用 / 地域景観 / ルート探索 / 国際比較 / 広域ロードツーリズム |
研究成果の概要 |
本研究では,ロードツーリズムの広域化・活性化に向けた,画像等ビッグデータ活用による網羅的な地域分析を行った.まず,車載カメラによる撮影画像によって道路景観や自転車走行時の快適性を評価する手法を開発した.また,SNSデータや人の移動・滞在に関するビッグデータを活用して地域内観光スポットにおける関心構造や実際の周遊パターンを分析し,対象地域の観光需要に関する特徴を明らかにした,また,特に,新幹線開業のような大きな社会インフラ変化に対して,その前後における移動・滞在・意識のパターンを比較することでその効果を計測した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ロードツーリズムの広域化は,観光客の周遊の促進,滞在時間の長時間化(地域経済活性化)に期待されている.そして,2020 年の東京オリンピック・パラリンピック開催を考えると,首都圏だけではなく地方部にも海外の関心を向けさせるための喫緊の課題とも言える.本研究では,このような広域ロードツーリズムの活性化に向けて,北海道のような観光先進地域を対象に,それらの観光資源である景観や各スポットの特徴を網羅的に把握し,さらに,潜在的な周遊ルートの抽出を行った.また,それらに関するビッグデータの活用用法および分析手法を示したことから,学術的また社会的な意義は大きいと言える.
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