研究課題/領域番号 |
17K13309
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
佐野 楓 和歌山大学, 観光学部, 准教授 (60707298)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ソーシャルメディア / SMM戦略 / 競争優位 / インバウンド戦略 / Tourism 2.0 / C to C コミュニケーション / ツーリズム2.0 / ソーシャルメディア・マーケティング / GPSビッグデータ / ソーシャルビッグデータ / DMO / C to Cコミュニケーション / GPSデータ / 観光客 / 購買意思決定 / ソーシャルメディアマーケティング |
研究成果の概要 |
本研究期間中、主に以下の成果が取り上げられている。 1.消費者行動論の側面から、ツーリズム2.0時代の観光客購買意思決定プロセスを分析し、従来の購買意思決定プロセスと比較した上で、ソーシャルメディアが観光客に与える影響を明らかにしたこと;2.観光業界における企業とDestination Management Organization (DMO)のソーシャルメディア・マーケティング戦略(SMM戦略)の競争優位を明確にしたこと;3.異文化間の消費者行動研究の側面から、ソーシャルメディア(C2Cコミュニケーション)による知覚リスクの減少と地域再生に関するインバウンド戦略を探索したことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義と社会的意義は、SMM戦略の重要性と実行可能性を、より多くの企業に認識させ、ソーシャルメディア商業化により、観光業界における様々な側面でのイノベーションを可能ならしめて、ツーリズム2.0時代のより効果的なマーケティング戦略を実行させることにある。日本では、欧米の先進国に比べ、観光業界においてSMM戦略を本格的に行う企業はまだ多くないので、ソーシャルメディアの利用者数が急激に増え続ける中にあって、本研究のソーシャルメディア・テクノロジーによる新たなマーケティング戦略は、社会的に大きな意味を持つものと考えられる。
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