研究課題/領域番号 |
17K13310
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
観光学
|
研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
永井 隼人 和歌山大学, 観光学部, 講師 (80784280)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 旅行者 / 観光リスクマネジメント / ユース・トラベラー / ユース・トラベル / ツーリズム |
研究成果の概要 |
本研究では、ワーキング・ホリデー制度に着目し、日本人若年層旅行者(ユース・トラベラー)の現地での経験、特に経験したトラブルについての理解を深めることを目指した。ワーキング・ホリデー制度を利用してオーストラリアに滞在したことのある日本人を対象に、オンライン調査を実施した。その結果、病気や怪我、交通事故、窃盗など滞在中に様々な種類のトラブルに遭遇しているという実態が明らかになった。またそれらを回避するために様々な策を講じていることも明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
観光研究の文献において、海外旅行者が滞在先で遭遇したトラブルの解明を試みている研究は少なく、特に日本人ユース・トラベラーを対象とした研究は少ない。本研究の結果は、日本人ユース・トラベラーに関する理解の深化に貢献するものであり、特に彼らの危機管理に関する研究をより発展させることが期待される。また、日本人ユース・トラベラーの安全をどのように確保するのかという社会にとって重要なテーマについても、本研究から得られた知見がその対策を考える上で役立つと考えられる。
|