研究課題/領域番号 |
17K13328
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
DEROCHE HENRI 京都大学, 総合生存学館, 准教授 (90712076)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 仏教 / チベット / 瞑想論 / 正念正知 / マインドフルネス / ゾクチェン / ロンチェンパ / ジックメ・リンパ / ニンマ派 / ジックメリンパ / 智慧 / チベット仏教 / 仏教瞑想論 / 正念 / 三慧 / 心の哲学 / 回心 / 仏教瞑想法 / 注力 / 記憶力 / 正念正智 / ゾクッチェン / マインドフルネス(念) |
研究成果の概要 |
本研究では、チベット仏教のゾクッチェンにおける「念」を明確にした。国際誌 Philosophy East and West に掲載された論文では、ロンチェンパが唱えた念の役割を明らかにした。Religionsに掲載された論文では、ジックメ・リンパにおける念の類型論を明らかにした。ジックメ・リンパは念を「努力を要する念」と「非二元的な念」に類型化したことが分かった。二つ目の念はゾクッチェン独特の念の理解であり「明知」と不可分なものである。 Asian Philosophyに掲載された論文では、これらの結論をより広い層の読者が理解できやすいように統合し、仏教における智慧のモデルと関連付けた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This project has contributed to a better understanding by academia and society of the faculty of mindfulness, by focusing on the Dzogchen tradition. It has clarified its role according to the scholastic synthesis of Longchenpa, and has presented new and very interesting materials by Jigme Lingpa.
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