研究課題/領域番号 |
17K13331
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
竹元 規人 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (80452704)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 『尚書』 / 清朝考証学 / 今古文 / 崔述 / 段玉裁 / きょう自珍 / 皮錫瑞 / 顧頡剛 / 経学 / 史学 / 目録学 / 哲学 / 章学誠 / 章炳麟 / 考証学 / 中国近代学術 / 文法 / 康有為 / 今文学 / 兪えつ[木越] / カールグレン / 梅さく(族の下に鳥) / 閻若きょ(據の手偏を王に) / 魏源 / きょう(龍の下に共)自珍 / 宋学 / 文字学 |
研究成果の概要 |
本研究の成果の概要として,次の3点を挙げることができる。①清代の尚書学という,従来経学の一部としても先行研究の少ない領域に対する研究を進めることができた。②尚書学を通して,清代から近代への学術展開過程を,今文学・古文学の関係,経学と史学の関係,といった問題を軸として,再考することができた。③上記の2つの研究を通して,従来中国哲学(史)において区別して研究されてきた,前近代と近代以降の学術を,連続させて論じることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の概要で述べた3点は,清代から近代にかけての中国哲学・学術思想史研究として意義をもつとともに,時代の重層的分析・分野の横断的分析といった点で,方法論的にも意義を有するものと考える。また,中国における独自の学術的文脈を明らかにすることは,中国という長い歴史を有する地域を理解するうえで,意義を持つものと言える。
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