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「食通」の比較思想史: 18・19世紀日本およびフランスにおける感性の形成

研究課題

研究課題/領域番号 17K13344
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 思想史
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

橋本 周子  滋賀県立大学, 人間文化学部, 准教授 (30725073)

研究期間 (年度) 2019-02-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード美食 / 食通 / 食文化 / 文人 / 料理 / フランス料理 / 日本料理 / 魚食 / 肉食 / 社交 / 魚 / 教養
研究成果の概要

18世紀後半から19世紀半ばにかけてのフランス・日本の食文化について、それぞれ個別に歴史的考察を重ねつつ、両者が見せる共通性あるいは決定的な差異について確たる見通しがついた段階で、個々の歴史的考察を比較しつつ総括する発表を行った。これにより、両食文化がみせる共通性として、食を知の対象として扱う傾向が明らかになった一方、そうした食の文化が持つ政治性の有無については、決定的な相違があるとの見通しを得た。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ときに歴史の細部に足を取られ、互いに理解が困難となっている日本・フランス食文化間の対話を促す。また、ややもすれば独善的となる特定の食文化に対する偏向的評価の相対化について、論文読者ないし口頭発表の聴衆が自覚的になる必要性を示唆できた。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2021 2020 2019

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 「「嗜好品」研究の来歴と命運――バルザック『近代的興奮剤考』をてがかりに」2021

    • 著者名/発表者名
      橋本周子
    • 雑誌名

      嗜好品文化研究会

      巻: 6 ページ: 148-155

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [雑誌論文] 「砂糖菓子をめぐって:マリー=アントワネット・フーリエ・カレームをてがかりに」2020

    • 著者名/発表者名
      橋本周子
    • 雑誌名

      『立命館言語文化研究』

      巻: 32(1) ページ: 65-74

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [図書] 『はじめて学ぶフランスの歴史と文化』2020

    • 著者名/発表者名
      上垣豊編
    • 総ページ数
      313
    • 出版者
      ミネルヴァ書房
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 『「国民料理」の形成』2019

    • 著者名/発表者名
      西澤治彦編
    • 総ページ数
      292
    • 出版者
      ドメス出版
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2023-01-30  

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