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セノオ楽譜と洋楽受容

研究課題

研究課題/領域番号 17K13348
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 美学・芸術諸学
研究機関東京藝術大学

研究代表者

越懸澤 麻衣  東京藝術大学, 音楽学部, 講師 (10755375)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード洋楽受容 / 楽譜出版 / 音楽学
研究成果の概要

本研究では、セノオ楽譜のデータベースを作成し、そのデータの分析および同時代の雑誌記事などの言説研究により、セノオ楽譜の特徴を明らかにした。セノオ楽譜が、どのように大正時代の音楽文化――帝国劇場や浅草オペラでの上演演目、レコードに収録された曲目――と密接な関係を持っていたかを多角的に研究することができた。セノオ楽譜は、大正時代の洋楽受容において、とりわけ一般大衆に向けた受容において、大きな意義をもっていた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

セノオ楽譜は、まさに大正時代の音楽界の縮図のような楽譜である。人気の竹久夢二の表紙画ばかりでなく、大衆から好まれた帝劇や浅草オペラでのレパートリー、来日したりレコードで聴くことのできたりした海外の著名な演奏家の愛奏曲を出版するなど、セノオ楽譜は大正時代の音楽文化を語る上で欠かせないさまざまな要素と結び付いている。
また、妹尾はこうした精力的な出版活動の他に、音楽に関わるさまざまな活動をした。これらの活動は相乗効果を挙げ、日本の音楽界の最高峰で活躍する人々との人脈が彼の活動全体を支えていたのである。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 大正時代の楽譜出版――セノオ楽譜を中心に2018

    • 著者名/発表者名
      越懸澤麻衣
    • 学会等名
      東洋音楽学会第69回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 招待講演

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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