研究課題/領域番号 |
17K13366
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術一般
|
研究機関 | 熊本県立大学 (2021) 新潟大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
羽鳥 隆英 熊本県立大学, 文学部, 准教授 (70636026)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 新国劇 / 演劇 / 映画 / テレビ / ラジオ / ビデオ / 芸能史 / 忠臣蔵 / 結社体 / 櫻坂46 / 行友李風 / 澤田正二郎 / 国定忠治 / 月形半平太 / 若獅子 |
研究成果の概要 |
本研究の主題は大正中期‐昭和後期の70年間、迫真的な剣劇などを上演し、国民的な人気を得た劇団「新国劇」である。特に戦後期の新国劇と映画、テレビ、ラジオなどの諸媒体の相関性に焦点を絞り、大衆芸術史に占める新国劇の位置を調査し、学際的な新国劇研究への端緒を開いた。また新国劇関係者への調査などを通じ、新国劇公演のテレビ中継を録画したビデオなどの資料の掘り起しに成功した。研究成果は和文、英文の発信を見た。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新国劇を焦点に、近現代日本の演劇、映画、テレビ、ラジオなどの諸媒体の相関性を問題化した本研究は、演劇研究、映画研究(人文科学)とテレビ研究、ラジオ研究(社会科学)、日本演劇研究と日本映画研究の学際的な共同が遅々、前進しない現況に小さな一石は投じ得たと言える。特に岡本喜八『日本のいちばん長い日』(1967年)論は高評価を得た。また新国劇資料の掘り起しに伴い、ビデオ研究(社会科学)の視点も導入し得た。
|