研究課題/領域番号 |
17K13381
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 東北工業大学 (2020) 東北大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
河内 聡子 東北工業大学, 総合教育センター, 講師 (20771778)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 雑誌 / 地域社会 / 寺院 / 蔵書調査 / 近代仏教 / 近代日本 / 資料調査 / メディア / 文学 / 文学一般 / リテラシー |
研究成果の概要 |
本研究では明治以降に出版された雑誌類を中心とした活字資料の、地方における流通と普及、および受容のあり方について調査・分析することで、地域社会における大衆的な活字メディアの展開の様相を明らかにし、近代日本の活字文化・読書文化の一側面を記述した。研究成果として、地方における雑誌類を中心とした蔵書調査を行い、その目録およびデータベースを構築した。また蔵書調査の過程で得られた目録を参照し、雑誌類の流通機構や誌面内容を分析し、地域社会における普及・受容について具体的に明らかにした。また、蔵書調査によって整理された資料をアーカイブとして管理・保存して活用できるよう基盤となる体制を準備した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により、日本の地域社会における雑誌の普及と受容の様相の一端が明らかとなった。また、蔵書調査によって、新たな資料が発見され、その資料的価値や意義を定位することができた。そして、蔵書調査によって整理された資料の目録を作成し、一部をデータベース化して公開することで、広く共有可能な知的情報として発信することができた。更に、資料群を管理し地域の文化財として保存していくための基盤を整備するために努めた。
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