研究課題/領域番号 |
17K13383
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
田 春娟 新潟大学, 現代社会文化研究科, 研究員 (60743630)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 田邊碧堂 / 阪口五峰 / 凌滄集 / 壮行集 / 贈答詩 / 小野湖山 / 湖山樓十種 / 花月新誌 / 賜硯詩 / 明治漢詩 / 巌谷一六 / 日下部鳴鶴 / 鱸(鈴木)松塘 / 尾崎行雄 / 吉田東伍 / 咢堂詩存 / 松雲詩草 / 日本文学 / 漢文学 |
研究実績の概要 |
本研究は、明治漢詩人阪口五峰の漢詩文集『五峰遺稿』から知られる五峰を中心とする人物関係に着目し、彼らに関連する資料の悉皆調査を目指している。本年度の研究成果の主要なものは、以下の通りである。 阪口五峰と田邊碧堂に関する「贈答詩」の継続調査:(一)資料図書『漢詩人田邊碧堂』の入手ができた(二)『凌滄集』に収録された五峰への詩作の調査ができた(三)『壮行集』にある五峰「送田邊碧堂游禹域」詩作に関する再確認ができた
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
一、当初計画段階では、詳細を把握していなかった『凌滄集』にある田邊碧堂「舟中無事作懐人絶句」七言絶句一首を確認することができた。 二、阪口五峰と日下部鳴鶴に関する「贈答詩」の調査は順調に進展している。ただし、日下部鳴鶴から阪口五峰宛の詩作はまだ発見していない。
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今後の研究の推進方策 |
本研究は、明治漢詩人阪口五峰の漢詩文集『五峰遺稿』から知られる五峰を中心とする人物関係に着目し、彼らに関連する資料の悉皆調査を目指している。本年度、新たな文献資料を得ることができ、これにより、(一)阪口五峰と日下部鳴鶴に関する「贈答詩」(継続調査)(二)阪口五峰と大久保湘南に関する「贈答詩」の調査も進めていきたいと考えている。今後の研究については、以上の2点を中心に行う。研究の進捗状況から順次、論文や口頭発表のかたちで成果を公表する。
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